ピアノ ピアノ。

一人の夜。

偉大なピアニスト、クラウディオ・アラウ様を聞きたくなった。私が尊敬する巨匠の中の一人。

単純なメロディだけで涙が出る。素晴らしいよな〜。
中学生のときに発表会で演奏したシューベルトのソナタD664。
選んでかけたわけじゃない。たまたま出てきた。
懐かしい。全然わからないで弾いていたんだろうけど、続けてきたから今がある。そんなことを思わせられた。

4歳からピアノを弾いてる。だから、私にしかできない演奏をする。2、3年では身につくものじゃない。

留学中に、イタリアからスイスへ講習会を受けに行ったときのこと。あるBARで、ちょっとジャズっぽくポピュラー音楽みたいのを演奏していた男性がいた。少し話をすると「君も弾いてよ」と彼は言った。
長くない曲で練習していた曲、ラフマニノフの「音の絵」のエチュードから1曲演奏した。

演奏が終わったら、彼が唖然とした表情で私を見て言った。

「こんな風に演奏されたら、僕はもう何も弾けないよ。ものすごいパワーだ。。。」と。

これがクラシックの力なんだと思う。何十年も続けてきた練習、人生の経験、苦労、全てが出る。全てを演奏に注ぐ。

命をかけて弾いている。

だからやっぱり弾く。私はピアノを弾く。もっと弾く。

ciao ciao ❤️

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